昨年から展開していた吉本新喜劇「因縁の座長の座争い」で座長の吉田裕(45)と座員の清水けんじ(49)の戦いが20日、ついに決着した。吉本新喜劇公式YouTubeチャンネルで生配信され、吉田の座長残留が決定した。
第3回吉本新喜劇総選挙において、7月の間寛平GM会見で「負けたら座長を降りる」と約束させられた吉田。総選挙では清水が6位、吉田が8位という結果だった。しかし選挙結果発表後も、うやむやになっていた。
その後、清水が経緯を訴え、清水がリーダーを任された昨年12月24日からの1週間公演の中からMBSテレビで1月18日に放送された回の視聴率が、過去に吉田の座長公演での最高視聴率を上回れば、吉田が座長を降格し、清水が座長に就任するバトルに発展した。
結局、清水の今回の視聴率が5・1%。吉田の過去最高視聴率6・9%を上回れず、吉田に軍配が上がった。
「負けたら座長、降りたらいいんでしょ」と、たんかを切っていた吉田はホッとした顔。YouTubeでの発表を一緒に配信した清水も「5%はいったな。しゃあない。負けは負けやな。周りに迷惑をかけました」と納得顔で脱帽。さらに清水は「座長は4人でなくて、5人になってもいいんでしょ?」と新たな座長就任をスタッフに訴え、笑いで締めくくった。