◇プロボクシング日本フェザー級タイトルマッチ10回戦 松本圭佑《10回戦》大久 祐哉(2025年3月25日 東京・後楽園ホール)
プロボクシング大橋ジムは20日、都内で会見し、3月25日に東京・後楽園ホールで行われる「Lemino BOXING フェニックスバトル131」の対戦カードを発表。メインイベント日本フェザー級タイトルマッチ10回戦で王者・松本圭佑(25=大橋、12戦12勝8KO)が同級1位・大久祐哉(28=金子、10戦8勝5KO2分け)を相手に5度目の防衛戦を行うことが決まった。
松本は「全ての試合でそうだが、挑戦者は必ず強い気持ちで(ベルトを)獲りに来る。強い気持ちで迎え撃って強い自分をアピールして、いい勝ち方をして世界へアピールできるように頑張りたい」と気合十分に話した。
フジテレビ系「ミライ☆モンスター」出演で知られる松本は、世界ランキングでIBF5位、WBC9位、WBO11位に名を連ねる。昨年10月のV4戦後には、大橋秀行会長から「次のチャンピオンカーニバルの内容次第」と次戦が“世界前哨戦”となる可能性も示唆されている。
同興行でのセミファイナルのノンタイトル同級10回戦では世界挑戦経験のあるWBC同級8位の阿部麗也(31=KG大和)と12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水聡(38=大橋)が激突。松本は「責任感があるし、いい試合したい思いもある。試合内容でも魅せられたらいい」とメインイベンターとしての自覚も口にした。
一方の挑戦者・大久は「デビュー前から日本タイトルが目標の一つでもあった。勝ってタイトルを獲る気持ちでやりたい」と11戦目でのタイトル初挑戦での奪取を誓った。
興行はLeminoで無料生配信される。