2019年度前期のNHK連続テレビ小説「なつぞら」の“番長”こと門倉努役で注目された俳優の板橋駿谷(40)が所属する劇団「ロロ」を退団した。20日、劇団の公式サイトなどで発表された。
「本人より退団の申し入れがあり、板橋駿谷がロロを退団いたしました」と報告。「退団に関する詳細な理由は差し控えます。今後、ロロと板橋とは業務上の関係はございませんので、関係者の皆様にはご理解をお願い申し上げます」とした。
人気小劇団「ロロ」は劇作家・演出家の三浦直之氏が主宰。板橋は09年の旗揚げから参加。劇団の中心的な存在として活動した。三浦氏は19年のNHK「腐女子、うっかりゲイに告る。」などのドラマも手掛ける。
女優の広瀬すずがヒロインを務めた朝ドラ通算100作目「なつぞら」。板橋は朝ドラ初出演で、奥原なつ(広瀬)の十勝農業高校の“同級生”を好演。当時34歳で挑んだ高校生役が話題を集めた。