サッカー元日本代表FW三浦知良(57=JFLアトレチコ鈴鹿)が、20日放送の日本テレビ系「しゃべくり007 2時間SP」(後9・00)にゲスト出演し、少年時代を振り返った。
静岡県生まれの三浦は、幼いころからサッカー少年だったが、その反面「勉強は大嫌いで」という。それでも、勉強ができることには憧れていたことを明かした。
「静岡高校ってところが、静岡県で一番進学校で、頭がいいんですね。静岡高校―東大というのが一番いいライン。成績が一番悪いにも関わらず、僕は静高に行って東大に行くんだとずっと言っていたんです」
偶然にも家のすぐ隣が静岡高だったという。「あそこの校庭の水を飲めば頭が良くなるって。それで、近所の仲間を連れて、“お前ら行くぞ!あそこの水を飲んだら頭が良くなるから”って」。ところが、その行動もむなしく、「全員ダメでした」と明かし、笑わせた。
「成績はやっぱりビリでした」。そんな三浦だったがある時、勉学に目覚めるきっかけがあったという。「3年生のワタナベ先生という女性の先生で、きれいだったんですよ。一生懸命やらなきゃと思って、好かれたいと思って。夏休みにも勉強しに、学校に行くようになっちゃって。先生に会いたいから。先生とマンツーマンで見てもらえるのがうれしくて」。先生への思いが募り、勉強にも前向きに取り組むようになったと明かした。
しかし、理由はそれだけではなかったようだ。「ちょっとこのへんを気にしながら…」と、胸のあたりを指差した。先生の胸に興味津々だったようで、隣の「ネプチューン」原田泰造にどつかれていた。
「夏休みも冬休みも行きました」という熱心な勉強の結果、「本当に成績が上がって。50点以上取ったことないのに90点以上とか、80点以上になったんですよ」と説明し、一同を驚かせていた。