「バキバキ童貞」として知られるお笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃ(34)が20日、初主演した映画「怪獣ヤロウ!」(31日全国公開、監督八木順一朗)の公開直前舞台あいさつに出席した。
怪獣映画が大好きなだけの役に立たない、岐阜県関市の市役所観光課職員・山田(ぐんぴぃ)が市長から市のPRのため、ご当地映画の製作を命じられるが、ステレオタイプのオーダーに疑問を持ち、夢だった怪獣映画を作ろうと奮闘するストーリー。
ぐんぴぃは見どころについて「山田の家でお母さんから“どうしてそうなったん?”と聞かれる場面があって、僕は子供部屋にこもっているというシーンで“あいつ、いる”って思ってもらえるようなリアルさが出せたと思う。めちゃリアル。あそこは(どんな俳優にも)勝てたと思う」とジョークを交えて胸を張った。
相方の土岡哲朗は無言でうどんを食べるシーンのみの出演。「次に映画に出た時はしゃべる役をやりたい。ほかの役者さんと会えなかったので絡みたい」と語った。
公開まであと11日。ぐんぴぃは「賛否両論になってほしい」と話題となることを願った。