フリーアナウンサーの豊崎由里絵(36)が、20日放送のTOKYO MX「堀潤 Live Junction」(月~金曜後6・00)に出演。タレント中居正広(52)の女性トラブルに関し、MBSの局アナ時代の「接待」について語った。
番組では、トラブルに関してフジテレビの港浩一社長が17日に行った記者会見について報じた。
13年から19年10月までMBSに所属した豊崎アナはコメントを求められると「多分、私への皆さんの興味は、女性アナウンサーとしてどう思うか、というところですよね」と前置きし、MBSに入社した時に「上司から明確に“アナウンサーは接待はしません。飲み会や食事会の接待はしません”というふうに伝えられました」と明かした。さらに「もうひとつ女子アナではありません。女性アナウンサーです、ということも言われた」と振り返った。
また、当時のアナウンス部の部長が加藤康裕氏であるとし「加藤アナウンサーはそれに加えて、もし誰かに“接待しません”っていう部分で、社内では大丈夫ですけど、タレントさんに誘われることがありますよね。“もし今後、誰かに誘われて困ったら、僕のせいにしなさい”と。“すいません、部長が2人きりで行っちゃダメって言っているんです”とか、“必ず会社の人を連れて行かなくてはいけないルールなんです。ごめんなさい”というふうに使いなさい、というふうに当時言ってくれたんです」と語り、「それはもしかしたら加藤さんの裁量で言ったのかもしれないですけど、私はそこに助けられた部分はたくさんあって」と感謝した。
続けて「例えばタレントさんに誘われることはもちろんあるし、それは基本的にはうれしいわけなんです」としたものの「ただ、そこで“ほかに誰がいますか?”“何人いますか?”とかは聞けないわけですよね。つまり、加藤さんに当時守ってもらわなければ、自分では断れないという状況だったとは認識しているし。それはアナウンサーに限らず、どんな企業でもその場がなごめばいいなと思って、目上の人が取引先とかいる時に若い女性を連れて行くとか、若い男性を連れて行くとか、よくあることだと思うんですね」と指摘。「社内で誰かが守ってくれる制度にしておかないと、なかなか本人が断るとかは難しいんじゃないかな、というふうに思っています」と語った。