タレント中居正広(52)の女性トラブルに、フジテレビ編成幹部が関与していたとの報道を巡り、企業がフジテレビのCMを差し止める動きが拡大している。
20日に放送された月9ドラマ「119 エマージェンシーコール」では、CM14本のうち10本がACジャパンに差し替えられた。13日の初回放送では6社が「提供」にクレジットされていたが、20日の放送では2社だった。
CM差し止めの動きが急拡大するきっかけになったのは、同局の港浩一社長による17日の会見。映像撮影などを認めず閉鎖的だとして、SNSでは批判の声が相次いだ。
翌18日には日本生命保険やトヨタ自動車などがCMを差し止め。20日はセブン&アイ・ホールディングス、日本マクドナルドホールディングスなど40社以上が同様の対応を取り、この日までに計50社超が差し止めを決めた。