中日のドラフト1位・金丸(関大)が、「山本昌ロード」を歩む意気込みを示した。
「プロ野球の世界で、たくさん経験されている方ですし、学ぶことはたくさんあると思うので、積極的に取り入れていきたいです」
実際に歩く。春季キャンプの振り分けが発表され、2軍の読谷スタートが正式決定。読谷といえば山本氏が現役時代、宿舎と球場まで約2キロをウオーキングしたことで有名。「散歩は好きなので」と休養日などに、同じ左腕で50歳現役だった通算219勝のレジェンド道をたどる構えだ。
昨年5月に腰の骨挫傷を発症。患部の状態は良好で順調に回復しているが、金の卵を守りたい井上監督の“親心”による2軍キャンプ。関大3年時から続けているという揚げ物を摂取しないなどの食事管理と併せて、遠征用マットレスを持参し故障防止に務める。
キャンプ終盤での1軍合流を目指し、「焦ることなく、しっかりレベルアップできるように」と力を込めた。(湯澤 涼)