阪神・藤川監督は、12球団監督会議の場で選手の「ドレスコード」に関して意見を述べた。巨人・阿部監督が「球児がドレスコードの話をしてたね。日本の選手がヤンキースの帽子かぶって練習したりとか。MLBじゃなくて、NPBの価値を上げるのも大事だし」と明かした。
近年はメジャー志向の選手も増え、自主トレの際にMLBのチームキャップ姿で汗を流す選手も目立つ。そんな現状に、藤川監督は日本プロ野球の価値向上に目を向ける必要性を説いたようだ。
以前も、MLB式の練習法を取り入れることが国内で成績を残すことには必ずしもつながらない、など選手に一考を促したこともある。日米でプレー経験のある指揮官だからこそ抱く危機感だった。