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吉川晃司×布袋寅泰「COMPLEX」が能登に13億円寄付 義援金として異例の金額 支援先は「公募」

スポニチアネックス 2025年1月21日 12時24分

 吉川晃司(59)と布袋寅泰(62)のユニット「COMPLEX」は21日、公式サイトを通じ、能登半島地震の復興支援のための義援金総額が、13億8633万4539円で確定したことを公表した。復興支援のための寄付金として、10億円超は異例となる。

 昨年5月に東京ドームで行ったチャリティーライブは、2日間の公演で10万人を動員。1988年に結成した伝説的ユニットの13年ぶり再結成ステージは大盛り上がりとなった。

 そして昨年11月、公演の義援金が10億円を超えたと発表。氷室京介が2011年6月に東日本大震災の復興支援として開いた東京ドーム公演とその模様を収めたDVDの収益などを合わせて約8億8000万円を寄付したことはあったが、10億円規模は異例の額となった。

 この日、義援金総額の最終金額が「13億8633万4539円」で確定したことを、公式サイトを通じて公表した。石川県「能登復興応援基金」として12億8633万4539円を、「能登官民連携復興センター」を通じて支援する。吉川は「吉川晃司スタッフ」の公式X(旧ツイッター)を通じ「意志に賛同して頂いた COMPLEX ファンの皆様、ありがとうございました。お預かりした義援金の各届け先を見届けるまでが私達の使命です。被災された方々の1日も早い復興のために、その使途の確認もしてゆく所存です」とコメントした。

 寄付金は「漁業など能登の特色ある1次産業の再興」「能登が誇る伝統文化や地場産業の活性化」「子どもたちの心身の健やかな育成や、全世代的な学び、活動、交流の拠点づくり」の内容で、支援を必要としている方の希望を公募で募り、協議の上で拠出先を決定する。さらに、石川県以外に、富山県、新潟県への支援についても検討している。

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