タレント鈴木紗理奈（47）が21日、TBS系「ゴゴスマ～GOGO！smile～」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演し、タレント中居正広（52）の女性トラブルで、フジテレビ社員の関与が報じられていることについてコメントした。
今回のトラブルで、一部で女子アナ“上納”飲み会と報じられ、同局社員の関与も伝えられていた。港浩一社長は17日の会見で「懇親の場を持つことはある。でも、週刊誌報道にあるような性的接触があるとかそういったことは全くないと私は信じております」と話した。
鈴木は18年に放送を終了したフジのコント番組「めちゃ×2イケてるッ！」に長年出演していた。「24、25年、フジテレビさんと仕事をさせてもらっていた。現場目線ですけど、会食とか飲み会とかは『めちゃイケ』はなくて、むしろ禁止だったんです」。同番組では、報じられている飲み会のようなことはなかったと明かした。また「“出演者同士もなるべく仲良くしないで欲しいけど”と言いつつ、メンバーは話したり相談があったりしたら、内緒ではないですけど、ご飯を食べる、個別でということはあった」とも付け加えた。
一方で、「番組仕切りの飲み会というのは、記憶にあるのは1回くらいしかなくて、今回フジテレビがそういう体質だったんだと言われていることは、私はあ、そうなんだと」と、驚きを口にした。
会見を受け、保険、メーカーなど各企業が続々とCM出稿を差し止めている。また総務省は、同局月9ドラマ「119エマージェンシーコール」とのタイアップポスターの配布を延期するなど、各方面に大きな影響が出ている。
鈴木は「今回こういう会見をしたことによって、フジテレビ全体がそういうことだったんじゃないのかと思われて、月9のポスターが取りやめになるとか…」と同情。「それぞれスタッフは各番組、命を削って自分の思いを乗せて番組を一生懸命作っている中で、この会見でそうなったということは、現場のスタッフ出演者からしたら、たまらない思いだなって。一日も早く明らかにして、どうなるか分かりませんけど、愛情持ってスタッフが作っている現場に、被害が及ばないで欲しい」と、願いを口にしていた。