弁護士の菊地幸夫氏が21日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、タレント中居正広(52)の女性トラブルで、社員の関与が報じられているフジテレビの対応についてコメントした。
今回のトラブルで、一部では女子アナ“上納”飲み会と報じられ、同局社員の関与も伝えられていたが、港浩一社長は17日の会見で「懇親の場を持つことはある。でも、週刊誌報道にあるような性的接触があるとかそういったことは全くないと私は信じております」と話した。会見後、保険、メーカーなど多くの企業が続々とCM出稿を差し止めている。
会見で同局は、第三者を中心にした調査委員会の設置を報告した。20日の放送で、橋下徹氏は結果が出るまでに半年と見通したが、菊地氏は「結果を出すのは、半年で済むかはアレ(難しい)ですね」と自身の見解を示した。
さらに「会社のこういうことに関する風土、文化にまでさかのぼってとなると、関係者2、3人じゃ済まない、ヒアリングの対象が」と指摘。「どこまで掘り下げて、どこまでフジテレビの改革につながる委員会の報告というものを要求するかという、そこの内容にもよると思います」とし、「場合によっては半年じゃ厳しい気がします」と、長期化の可能性を予測した。