鹿島は宮崎キャンプ7日目の21日、J3金沢と練習試合（45分×2本、30分×1本）を行い、3―0で勝利した。
1本目は攻守がかみ合わずスコアレスに終わったが、ギアを上げた2本目の開始早々にFW師岡柊生が先制弾。その後も連動した守備とテンポの良い攻撃で試合を支配し、同11分、25分にルーキーのFW徳田誉が2得点を決めた。
チームづくりを着々と進める鬼木達監督は「取り組んでいることをチャレンジしてくれた部分が非常に多かった。トライする中で成功例もたくさん出てきている」と前向きに振り返った。左サイドバック（SB）のDF安西幸輝を右SB、ボランチのMF三竿健斗をセンターバックで起用するなど、主力選手も複数ポジションをテスト。「いろんな試合の場面でのオプションという形になる。しっかりと見極めていけたら」と語った。
キャンプ最終日の25日に岡山と練習試合を行う。