元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(67)が、21日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。政治団体「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志氏(57)が、斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題の百条委員会委員で県議を辞職し、死亡した竹内英明氏(50)への発言を訂正したことを受けて、自身の過去の発信を謝罪した。
竹内氏について「逮捕が間近だった」とするSNS上の真偽不明の情報が出回る中、村井紀之県警本部長は20日、「全くの事実無根」「被疑者として任意の調査をしたことはなく逮捕予定もない」と完全否定していた。
虚偽の拡散を受け、県警トップが「遺憾」の意を表明する異例の事態。竹内氏の死亡が報じられた後にYouTubeで「(竹内氏は)逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと発信していた立花氏は、動画を投稿し「間違いでした。訂正しおわびします」と謝罪した。
東国原氏は、竹内氏の訃報にあたり「警察から事情聴取もされていたと聞く」(すでに削除)などと竹内氏に疑いの目を向ける内容を投稿していたが、立花氏が投稿を訂正したとする内容の報道を引用し「そうなんですね。自分も真偽不明の一部の情報を十分なファクトチェックもせず拙速に発信してしまった事を深く反省し謝罪をさせて頂きます」とポストした。