ヤクルトは21日、都内で1、2軍合同の監督・コーチ会議を開いた。2月のキャンプの1、2軍メンバーの振り分けについても話し合われ、昨年12月に右肘のクリーニング手術を受けた村上宗隆内野手(24)は2軍(宮崎・西都)からスタートさせることが決まった。
順調にリハビリをのステップを踏んでおり、19日には宮崎県日向市での自主トレーニングを公開したばかり。打撃練習やスローイングなど軽快な動きをみせていたが、現在のコンディションを考慮した上で、高津監督は「宮崎でスタートします。ほぼほぼ大丈夫だけど、万全ですとは言い切れないところもあった」と説明した。
無理をさせることなく、あくまでも開幕に間に合わせるための判断で「全てのメニューがこなせるようになったら途中で(1軍に)呼ぼうかなと思っている」と指揮官。キャンプ中盤をメドに1軍に合流させる青写真を描いている。
今季終了後にポスティングシステムを使ってメジャー挑戦する意志を表明しており、日本でプレーするラストイヤーになる可能性は高い。村上自身も「最後という強い思いを持って戦えれば」と話していたが、今季は副キャプテンに就任することが決定。高津監督は「(志願ではなく)指名です」と明かした。