西武は21日、東京都内で全体会議を開き、西口監督がドラフト2位・渡部聖(大商大)を春季宮崎南郷キャンプで1軍スタートさせることを明言した。
打線の底上げが課題となるチームで右の長距離砲候補を新人で唯一の1軍キャンプに選出し「即戦力ルーキーなのでそれだけ期待されている。実戦で見てみたい」と期待寄せた。
野手陣のレギュラー争いを激化させるため、現役ドラフトでロッテから獲得した平沢、ソフトバンクを自由契約になり、育成で獲得した仲田、オリックスから移籍したセデーニョら新外国人4人も1軍スタートが決定。鬼軍曹の異名を持つ鳥越新ヘッドコーチは「チームにとって、勝つために必要であれば私なりに(厳しく)務めたい」と遊撃の源田以外レギュラー8枠が白紙のチームを再建していく。
左肘の張りで沖縄での自主トレを切り上げた武内をキャンプ2軍スタートとし「左肘に張りを感じているということしか聞いていない。あまり無理をしてほしくないので」と語った。また、ベテランの中村剛、栗山も高知・春野の2軍キャンプから始動する。