BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後10・00)が20日に放送され、昨季限りで現役を引退して指導者に転身したヤクルトの山崎晃大朗2軍外野守備走塁コーチ(31)がゲストとして初出演。番組MCを務めた元ヤクルト監督の真中満氏(54)と爆笑トークを繰り広げた。
この日はMCが真中氏で、ゲストが五十嵐亮太氏(45)と山崎コーチという“チーム・ヤクルト”。
長年アットホームな雰囲気で知られるヤクルトだけになごやかムードで始まったが、「コータローちゃん、よろしくね!」と笑顔だった真中氏は年をまたいでも実はちょっぴり引きずっていることがあった。
2015年にヤクルト監督へ就任した真中氏は就任1年目にセ・リーグ優勝を果たし、3年間にわたって指揮。山崎コーチは日大から2015年ドラフト5位でヤクルト入りしており、真中監督時代に入団した選手だ。
だが…。
真中氏に会うのは「久しぶり…だと思います」と山崎コーチが口にすると、真中氏は「なんか…辞める時に電話くれたじゃない?」と笑顔でポツリ。山崎コーチが「しましたっけ?」と不思議そうな顔をした。
これに真中氏は「してないよ!お前!」と食い気味に猛ツッコミ。「この人さ…。一応ね、一応な、一応、俺が監督の時に指名した選手…なのよ。日大って大学も一緒なんですよ。なんなら背番号も31って一緒じゃないですか。普通さ、引退決まったりしたらさ、電話一本ぐらいくれてもよくない?“真中さん、ちょっと今年で辞めます”とかって。この人、何もないんですよ。ないんですよ」とスネつつ「あれ、なんでなかったんですか?」と問いかけた。
すると、山崎コーチは「そうですね…。川端さんとか塩見とか。手の届く範囲で報告して…。これ、ほかに言う必要あんのかなと思って…」とあっけらかん。真中氏は大笑いで「まぁ、そこはあなたが決めることだからね…」としながらも「俺、寂しいなぁと思って…」と口にすると、山崎コーチは「すいません…」と恐縮しきりだった。