近鉄、中日など3球団でプレーした金村義明氏(61)が20日のMBSラジオ「金村義明のええかげんにせ~!」に出演。佐々木朗希投手(23)のドジャース入りで沸き起こる“ジャパニーズ・ドジャース”など批判の声をバッサリ斬り捨てた。
大谷翔平、山本由伸に続いて日本のニュースターが大方の予想通りにドジャース入団。SNS等では戦力集中に対する批判の声があがっている。
金村氏はこのニュースに「佐々木くんなんて、野茂(英雄)も言ってたけど30球団全部ほしい。人気あるんで自分で決められる。(批判は)皮肉よ。昔の巨人みたいなもん」と球団の営業努力なので批判されるべきではないと斬り捨てた。
ただ、「僕は逆にロッテがかわいそうだと思う」と指摘した。
複数の米メディアが佐々木の契約金はマイナー契約しか結べない「25歳ルール」であることから650万ドル(約10億1400万円)と報道。旧所属のロッテに支払われる譲渡金はその25%の162万5000ドル(約2億5350万円)となる。
金村氏は「(ロッテには)2億ちょっとしか入ってこない。あれだけ腫れ物のように育てて。ダイヤモンドのように輝かせて」と、本来の10分の1程度にとどまった譲渡金の少なさに同情した。