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ヤクルト山崎晃大朗コーチ 現役時代に味わった最悪の一日 ミス3連発で石井、河田、宮本コーチに…

スポニチアネックス 2025年1月21日 21時18分

 BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後10・00)が20日に放送され、昨季限りで現役を引退して指導者に転身したヤクルトの山崎晃大朗2軍外野守備走塁コーチ(31)がゲストとして初出演。プロ野球の現役生活9年間で味わった最悪の一日について明かした。

 この日、番組MCを務めたのは山崎コーチの入団時にヤクルト監督だった真中満氏(54)で、ゲストが五十嵐亮太氏(45)と山崎コーチという“チーム・ヤクルト”。長年アットホームな雰囲気で知られるヤクルトだけに「コータローちゃん、よろしくね!」(真中氏)となごやかムードで番組が始まった。

 そのなかで「現役時代 最大のミス」というトークテーマになった時だった。

 「一日通して全部がダメな日があって…」と山崎コーチ。それは静岡・草薙球場で行われた巨人戦のことだそうで、相手投手はヤングマン。

 「無死二塁で、前のバッターが3ボールになって。(石井)琢朗さんが当時打撃コーチで。琢朗さんに“送りバント出さないから引っ張りこめると思ったら思い切って引っ張っていけ”って。“分かりました”って。で、四球。無死一、二塁。よし!絶対いったろ!と思って。外角ギリギリのボールを初球…カーンって二塁ベース上に打ってゲッツー。ヤバい!ベンチ帰れない!と思って帰ったら“お前、なんて言ったんじゃ!!!ごらぁ~!!!”って言われて、琢朗さんに」

 「う~わ!最悪」と落ち込みつつ、今度は中堅守備へ。すると、遊撃後方に飛球が上がった。右中間寄りに守っていた山崎は必死に走って追いかけたが、諦めてワンバウンドで捕球。すると、ここで今度は河田コーチから「フライちゃんと追わんか!!!ごらぁ~!!!」と怒声が飛んできた。

 「ヤバい…。めっちゃ怒られる…」とさらに落ち込む山崎。だが、さらに一塁に走者・坂口を置いた場面で3ボール1ストライク。エンドランがかかった次の球、ボール気味のボールを空振りした。そして、坂口は二塁憤死。さらに山崎もその打席で最後はアウトとなった。

 帰りたくないベンチ。石井コーチ、河田コーチに怒鳴られ、今度はどうなるのか…とビクビクしながら戻ると、今度は当時ヘッドの宮本コーチが待ち構えており「お前、何できるんじゃ!!!ごらぁ~!!!」とこの試合3人目のカミナリを食らったという。

 「自由に打たせてダメ、守らせてダメ、作戦やらせたらダメ。お前!何ができるねん!!!って…」

 試合後はコーチ陣に会いたくないため、いつもはしない荷物出しを必死にお手伝い。

 だが、そこへ「コータロー!ヤバい!コーチ全員怒ってる。すぐ行って!」と声がかかり、行ってみると「2軍!!!」「2軍!!!」「2軍!!!」とコーチから3連発。「最悪の一日やったな…っていう」と振り返ったが、五十嵐氏からは「それをちゃんとネタとして披露する日が来て良かったよね!」と前向きになぐさめられていた。

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