中日の井上監督がナゴヤ球場の自主トレを視察し、春季キャンプ2軍スタートとなった根尾の発奮に期待をかけた。「俺もアイツが頑張っているところも知っている。投手コーチの意見の中で、根尾と比べた時にこっちの方、という人選。北谷と読谷は近いから1軍で不具合があるとか、2軍でめちゃくちゃ目立っているなら、いつでも入れ替えられる」
7年目を迎えた“未完の大器”には背番号も7から30に変更させた。2軍監督だった昨季、その能力も努力も見てきただけに、今季こそ1軍定着を期す右腕がはい上がってくるのを待つ構えだ。
同じく2軍スタートとなった田中、梅津らについては、「体のコンディションも含めて」と説明。1、2軍のキャンプ地が近く、「きっちりラインをつくった意識はない」と話した。 (山添 晴治)