西武は東京都内で全体会議を開き、西口監督はドラフト2位・渡部聖(大商大)を春季宮崎南郷キャンプで1軍スタートさせることを明言した。打線の底上げが課題。右の長距離砲候補を新人では一人だけ1軍に選び「即戦力ルーキーなので、それだけ期待されている。実戦で見てみたい」と心待ちにした。
野手陣のレギュラー争いを激化させるため、現役ドラフトでロッテから獲得した平沢、ソフトバンクを自由契約になって育成で獲得した仲田、オリックスから移籍したセデーニョら新外国人4人も1軍。
鬼軍曹の異名を持つ鳥越新ヘッドコーチは「チームにとって、勝つために必要であれば私なりに(厳しく)務めたい」と遊撃の源田を除いて野手レギュラー8枠が白紙状態からの再建へ意気込んだ。(福井 亮太)