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【欧州CL】リバプール“16強進出”一番乗り! 遠藤は後半途中出場で無傷7連勝に貢献

スポニチアネックス 2025年1月22日 6時56分

 ◇欧州CL1次リーグ第7節 リバプール2ー1リール(2025年1月21日 リバプール)

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は21日、1次リーグ第7節が各地で行われ、首位リバプール(イングランド)が本拠で8位リール(フランス)に2ー1で勝利。破竹の開幕7連勝を飾り、8位以上が確定。決勝トーナメントストレートインとなる“16強進出”を一番乗りで決めた。日本代表MF遠藤航(31)は1ー1の後半18分から途中出場し、出足の鋭いボール奪取を見せると本拠サポーターから拍手を浴びる場面もあった。

 唯一の開幕6連勝で1次リーグ突破を決めたリバプールは、公式戦21試合負けなしの好調リールと激突。引き分け以上で決勝トーナメントストレートインが決まるという圧倒的優位な状況とあって、一部英メディアからはMF遠藤のスタメン予想もされていたが、この日もベンチスタート。スロット監督は主力のMFフラーフェンベルクを温存せず引き続きスタメン起用した。

 試合は前半34分、電光石火のカウンターが発動。自陣でDFツィミカスのボール奪取からMFジョーンズが前線へ絶妙スルーパス。これに走り込んだFWサラーが飛び出してきた相手GKを確認しながら左足の正確なシュートで流し込み先制。ボールを奪ってからわずか5秒足らずで生まれたゴールに本拠スタジアムは大盛り上がりとなった。

 後半15分にはDFラインの裏へ抜けだそうとしたFWルイスディアスがDFマンディに倒されイエローカードを誘発。DFマンディはこれがこの日2枚目のイエローカードとなり退場。リバプールは数的有利な状況となったが、同17分に失点。1ー1の同点に追いつかれた。

 遠藤はこの直後の後半18分から途中出場。すると同22分、左CKからのこぼれ球を途中出場のMFエリオットが左足で強烈なシュート。相手に当たって方向が変わったボールがそのままゴールイン。再び勝ち越しに成功した。

 その後は遠藤が出足の鋭いプレスで相手のカウンターを封じるなど守備に奮闘。何度もボール奪取に成功すると本拠サポーターから大きな拍手が送られた。チームは1点差のまま逃げ切って無傷の開幕7連勝を飾り、決勝トーナメント直接進出となる8位以上を確定させた。

 ▼欧州CL 今大会から出場チームが「36」に拡大。1次リーグは異なる8チームとホーム&アウェーで4試合ずつ戦う。成績上位8チームが決勝トーナメントに直接進出し、9位~24位はホーム&アウェー方式のプレーオフで残る8枠を争う。25位以下は敗退となる。

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