米国野球殿堂は21日(日本時間22日)、今年の殿堂入りメンバーを発表し、今月16日に日本でも殿堂入りを果たしたイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が日本選手、アジア選手初の殿堂入りを果たした。
MLB公式オンラインショップでは同日、イチロー氏の殿堂入りを記念したTシャツやユニホームなどのグッズ販売を開始した。
販売されるのはイチロー氏を象徴する右手一本で投手方向にバットを向けるルーティンポーズがデザインされたTシャツや在籍したマリナーズ、ヤンキース、マーリンズのMLB3球団の殿堂入り記念パッチ付きユニフォーム、サイン入りボールなど。
イチロー氏は大リーグ1年目の01年にマリナーズで首位打者と盗塁王に輝き、アメリカン・リーグ最優秀選手(MVP)と新人王を同時受賞。04年にはメジャー新記録のシーズン262安打で2度目の首位打者を獲得した。
デビューから10年連続で200安打以上を記録し、外野手としてゴールドグラブ賞も10年連続で受賞。大リーグ通算成績は2653試合で打率3割1分1厘、117本塁打、780打点、509盗塁。
米野球殿堂入りはメジャーで10年以上プレーし、引退から5年が経過した元選手らが対象。全米野球記者協会に10年以上在籍する記者の投票で75%以上の得票が条件だった。