米国野球殿堂は21日(日本時間22日)、今年の殿堂入りメンバーを発表し、今月16日に日本でも殿堂入りを果たしたイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が日本選手初の殿堂入りを果たした。
アジア選手初の偉業にヤクルト、ブルワーズなどで活躍した青木宣親氏(現ヤクルトGM特別補佐)も「イチローさん アメリカ野球殿堂入りおめでとうございます」と祝福。「現役時代、常に世界で活躍する姿を間近で拝見させていただき、野球に対する向き合い方が素晴らしく、熱く、いつもお手本にさせてもらってました。日本人初という事で更に歴史に名を刻んだと思います。本当におめでとうございました」とコメントした。
昨年10月に行われた青木氏の引退セレモニーではイチロー氏がサプライズでビデオメッセージを送り「大学からプロの世界に入って2700本を超えるヒット、見事でした。もし同じ時代に同じ条件で勝負していたらどっちがよりヒットを打ったか。そんなことを想像させてくれたバッターでした」とねぎらった。
2人は06年、09年のWBCで日本代表としてともに戦い、世界一に貢献した。