米国野球殿堂は21日(日本時間22日)、今年の殿堂入りメンバーを発表し、今月16日に日本でも殿堂入りを果たしたイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が日本選手初の殿堂入りを果たした。
注目の得票率は99.7%。わずか1票足りず、米国ではメジャー史上最多652セーブを挙げたヤンキースの守護神マリアノ・リベラ氏以来史上2人目、野手では初の満票選出はならなかった。
わずか1票足りない「準満票」という結果に米「ニューヨークポスト」の看板記者、ジョン・ヘイマン氏は自身のX(旧ツイッター)でブチ切れ。「イチローは1票差で満票を逃した。バカ野郎は前に出てこい」と投票しなかった記者1人を猛批判した。
米野球殿堂入りの競技者部門はメジャーで10年以上プレーし、引退から5年が経過した元選手が対象。全米野球記者協会に在籍10年以上の記者が成績、品格、チームへの貢献度などを考慮して投票し、75%以上得票で殿堂入りとなる。