ロッテの吉井監督が22日、ZOZOマリンスタジアムで取材対応し、ドラフト1位の西川史礁外野手（青学大）、同2位の宮崎竜成内野手（ヤマハ）、同6位の立松由宇内野手（日本生命）の新人3選手を沖縄・石垣島での1軍キャンプに振り分けたことを明らかにした。
この日は2度目のスタッフミーティングがあり、1軍に帯同する新人について「西川と宮崎、立松、この3人ですね。最初は一條もと思ったんですけども、ちょっとまだ体力的に実戦にすぐ入っていくのは無理というコンディショニングの方からの報告だったので、一旦、都城に送り込みます」と話した。
西川に関しては外野に加えて内野にも挑戦させる方針を示していたが、「まだ、全員の野手コーチから意見は取ってないんですけども、そこを聞いてみて、キャンプインまでには、どちらかに決めてあげたい」と一方に専念させる方針に転換。「ルーキーなので、一つに絞った方がいいかなっていう風に思ってる。「彼の打撃を活かすのにはどれが1番いいかっていうのをみんなで話して決めます」と説明した。
宮崎については「やっぱりルーキーなので1番得意なところを」とし、「チーム事情で動かす可能性はあると思うんですけども、今はセカンドと思ってます」と明言した。また、内野手登録ながら捕手経験もある立松については「バッティングが良いので、そっちをアピールしてもらいたいんですけども、守備は捕手の比重がキャンプでは10割、9割ぐらい」とし、「キャッチャーの方は実戦から少し離れていると聞いたので、まず慣れてほしい」と期待した。