Infoseek 楽天

みなみかわ 賞レース乱立するお笑い界にもの申す「神秘性が失われている。許せない。昔に戻しませんか?」

スポニチアネックス 2025年1月22日 14時29分

 お笑い芸人のみなみかわ(42)が21日深夜放送のテレビ朝日「耳の穴かっぽじって聞け!」(火曜深夜2・34)に出演。賞レースが乱立するお笑い界にもの申した。

 「2024ブレイクタレントランキング」(出典・ニホンモニター株式会社)で6位に入ったみなみかわ。現在のお笑い界の状況について「賞レースが結構立ってきているので、芸人からするとチャンスの場でもあるんですけど、神秘性が失われているんじゃないか。テレ朝だから言うってことじゃないんですけど、賞レースはM―1とキングオブコントだけでいいんじゃないか。他は全部潰れればいいと思っています。買った人は凄いと崇められて、将来が約束される世界。そうじゃなかったら俺みたいな邪が生まれる。これ以上の邪を生まないためにも2つだけ」と持論を展開した。

 現在、各大会の王者が乱立し、各バラエティー番組に多数の王者が出演する状況になっている。みなみかわは「僕たちが芸人をやり始めた頃と状況が変わってきました。賞レースに出ること=売れる道では無くなったんです」と訴えた。

 さらに「それに気づきすぎている若手が多いんです。吉本以外の事務所はリンダカラー∞やラパルフェなどもうM―1をブランディングの場としているではありませんか。良くない状況です。許せないです。邪道は少ない方がいい。邪道が多くなればこの手法が邪道にならない。早いんです。気づくのが。もっと絶望と苦しみの後、20年苦しんだ後、そのことに気づくべきなんです。M―1こそ正義という風潮だった昔に戻しませんか?」などとMCの「とろサーモン」久保田かずのぶと「ウエストランド」井口浩之に訴えた。

 みなみかわの意見に、井口は「20年やってそこに行った人の方が面白くて、小手先でブランディングに使おうというより味は出ますけどね」と賛同。久保田も「M―1ファンは小手先の奴を受け入れるほど優しくないからね。逆に見ている方も分かっている」とうなずいた。

この記事の関連ニュース