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幕下の若ノ勝が新十両昇進を確実に 東筆頭で4勝目「長かった」

スポニチアネックス 2025年1月22日 16時10分

 ◇大相撲初場所11日目(2025年1月22日 東京・両国国技館)

 東幕下筆頭の若ノ勝(21=常盤山部屋)が同4枚目の宮城(25=中村部屋)を押し倒しで下し4勝2敗と勝ち越し。来場所の新十両を確実にした。

 中に入ろうとする相手の動きを突っ張りで封じ、最後は軽量の相手を一気に押し倒した。花道では部屋の世話人・嵐望らに労いの言葉をかけられ「ほっとしています。(相手の動きが)良く見えて落ち着いて取れました」。2022年初場所の初土俵から3年で関取の座をつかみ「長かった。やっと上がれるんだと思います」と感無量の表情を浮かべた。

 昨年春場所から食事の量を増やし「1年間で10キロくらい増えた。圧力負けしなかったのが大きい」と成長の要因を挙げる。埼玉栄高の先輩で部屋付きの湊川親方(元大関・貴景勝)には、現役時代から厳しい指導で鍛えてもらった。湊川親方には「突っ張ったら強い」と言われて「それだけ信じてやってきた」と自信に満ちた表情を浮かべた。

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