現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(71)が22日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。今月16日に日本野球殿堂入りを果たした掛布雅之氏(69)、元セ・リーグ審判部長の富沢宏哉氏(93)について言及した。
特別表彰された富沢氏がどんな審判だったかを問われると「そんなにクセのある人ではなかったですね。どっちかと言うとストライク、ボールははっきりしていて、厳格にジャッジする人でしたね」と振り返った。
競技者表彰のエキスパート部門で選出された、通算349本塁打で「ミスタータイガース」と呼ばれた元阪神の掛布氏については「ミスタータイガースって言われるだけあって、サードを守っていてもダイナミックな守備をするし、バッティングもレフト、センター、ライトにホームランを打つようなバッターでしたね」と思い出を語った。
さらに「18歳でデビューして一時代を築いたっていうバッターですよ」と付け加えた。