中日ヘッドコーチを退任した片岡篤史氏(55)が自身の公式YouTube「片岡篤史チャンネル」を更新。今季の中日内野定位置争いを解説した。
遊撃以外のポジション争いが激化している。
片岡氏がまず名前を挙げたのが3年目の田中幹也内野手(24)。「彼の守備範囲はプロの中でもトップクラス」と解説した。
加えて走塁センスも「素晴らしい」と指摘。捕手が弾いたり、判断が難しいゴロであったり、「これ行ってくれ、という時に必ず行ってくれる」と足での貢献度の高さも説明した。
では二塁は田中かというと…。
片岡氏は「福永だってもっとホームラン打てる」と昨季6本塁打した福永裕基内野手(28)の成長を指摘。「(打率も)3割超えたし、本人も自信出てきたと」と続けた。
石川昂弥内野手(23)を三塁起用する場合、二塁は田中と福永の争いになる。
ただ、片岡氏は「石川は福永にサード(争い)で負けたわけやから、我慢しても使わせるような選手にならないといけない」とキャンプからアピールが必要と訴えた。
福永を三塁で起用する場合、石川は一塁で中田や外国人と争うことになる。
片岡氏は名古屋のファンは地元出身の石川を“息子”のように期待していると明かし、「レギュラーを掴み取って欲しい」とエールを送った。