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元フジテレビ専務、カンテレ・大多社長が中居正広問題に言及「私が在籍していた当時の事案」と謝罪

スポニチアネックス 2025年1月22日 16時48分

 関西テレビ(以下カンテレ)が22日、大阪市北区の同局で新年社長会見を実施。元フジテレビ専務の大多亮社長が、タレント中居正広(52)の女性トラブルをめぐるフジテレビの問題や対応について言及した。

 フジテレビでは17日、中居の女性トラブルにフジテレビ幹部社員が関与したとの報道などをめぐり、港浩一社長が会見。だが十分な説明がなされず、スポンサーのCM差し止めが相次いでいる。21日には村上誠一郎総務相が「できる限り早期の調査」を求め、同局の社外取締役・斎藤清人文化放送社長も「速やかな調査と公表を」と述べた。

 そんな渦中に開かれた系列局・カンテレの会見。大多氏は同局社長就任前はフジテレビで専務を務め、「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」など数々の人気トレンディードラマを世に送り出したプロデューサーとしても知られる。中居の女性トラブル発生時は同局専務だっただけに、その発言に注目が集まった。

 司会者が「中居正広さんについての質問を受けようと思います」と話し始め、これを受ける形で大多社長が「私がフジテレビに在籍していた当時の事案です。1年半前事案。この件については関西テレビは一切関与しておりません。取引をしている方々、スタッフ。ご迷惑ご心配をかけ心よりお詫びしたい」と謝罪した。

 中居をめぐっては、女性に対して高額な示談金を支払うトラブルがあったことが昨年末に発覚。スポニチ本紙の取材では、23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万円の示談金を支払って解決している。一部で同件にフジテレビ社員の関与も報じられ、同局は全否定していた。

 また、週刊文春で中居の女性トラブルに関連し、同局の現役女性アナが同局幹部が設定した中居との会食に参加させられたことがあると告白したことが報じられた。同誌は中居の騒動の背景に、こうした会食の常態化があったと指摘した。

 港社長は会見で、「一連の報道の中で港社長の名前も出ていた。食事会の中で女性社員を同席させたことはあったのか」との質問に「通常番組制作や営業活動に伴って、出演者やプロダクションなど取引先と懇親の場を持つことはもちろんある。これ以上のことは私も調査対象ですので答えは控える」と回答。報道されたような性的接触は「全くないと、私は思って信じております」と語った。

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