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「だれかtoなかい」なぜタイトル変更してまで継続した?玉川徹氏が疑問「社外取締役は…」

スポニチアネックス 2025年1月22日 17時16分

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏(61)が22日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。タレント中居正広(52)の女性トラブルにフジテレビ幹部社員が関与したとの報道などを巡り、同局を傘下に持つフジ・メディア・ホールディングスが23日に臨時取締役会を開くことを受けてコメントした。

 第三者委員会の設置に向けて社外取締役7人が取締役会開催を連名で申し入れたが、玉川氏は社外取締役の動きに「手放しでは評価できない」と感想。「フジテレビとしては1年半前に今回のトラブルを把握していたと会見で明らかにした。その1年半前の後に中居さんの番組を止めるチャンスはあったわけです」と中居が司会を務めた「だれかtoなかい」に言及した。

 「だれか…」は中居と親交の深い「ダウンタウン」松本人志と共同司会で2020年11月に特番「まつもtoなかい」として誕生。23年4月からレギュラー番組となったが、松本が芸能活動を休止したため、昨年2月から「だれかtoなかい」にタイトルを変更して続行した。

 玉川氏は「例えば松本人志さんが去年1月ぐらいに大きな問題になっていて、番組タイトルを『まつもtoなかい』からわざわざ…止めるんじゃなくて中居さんで続けたんです」と経緯に触れ、「被害を受けた方が、ずっとテレビで中居さんが出ていることに対して心の問題としてどういうふうに考えたんだろうなと。当然それを取締役会ではどうしますかって話をやってるはずなんです。その時に社外取締役の方々は、続けていいんですか?という話をしなかったのかという部分も含めてガバナンスなんです」と被害者への配慮がなかったことに言及した。

 「だからその検証もこれから第三者委員会進めていくと思いますが、社外取締役の責任も含めて第三者委員会は厳しくやってほしい」と要望した。

 「だれかtoなかい」は今月12日から当面放送を休止していたが、この日、放送終了が発表された。

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