社会学者の古市憲寿氏(40)が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、テレビ朝日がこの日、「中居正広の土曜日な会」の打ち切りを発表したことについてつづった。
古市氏は19年にスタートした前身の「中居正広のニュースな会」に準レギュラーで出演。MCのタレント中居正広(52)とも時に激論を繰り広げていた。
中居の女性トラブルが問題視され、レギュラー番組が次々と打ち切り、降板となる中、テレ朝もこの日、「―土曜日な会」の放送終了を発表。古市氏は「『中居正広の土曜日な会』の終了が発表されました。まさかこのような形で番組が終わるとは思っていなかったので、とても残念です」と無念さをにじませた。
投稿は長文にわたり、中居への思いも記した。「中居正広さんと初めて会ったのは、2016年の終わりでした。『ワイドナショー』の忘年会にふらっと現れて、SMAPについて、言える範囲で教えてくれたことをよく覚えています。勘が鋭い聡明な人、というのが第一印象でした」と、出会った当初の印象を語った。
今回の問題については「何が起こったのか本当にわかりません」という。自身も独自に取材をしているといい、「僕なりにずっと調べてはいるのですが、いわゆる『真実相当性』を満たせそうな、全く違う二つの記事が書けそうなくらい、近い人の証言にも食い違いがあります」と指摘。「少なくとも僕が毎週、番組で会っていた中居さんは、ファンの人が知っている『中居くん』と、ほとんど違いがないと思う。でも人にはいくつもの顔があってもおかしくないから、それ以上のことは本当にわからない」とし、「だから僕は、安易に中居さん個人を糾弾したり、擁護したりはできません」と本音をつづった。
SMAP時代からのファンであることをつづり、「もしも国民的スターが、何かトラブルを起こして、テレビを去ることになるなら、きちんと『国民』の前で、自分の言葉で、何があったのかを語って欲しい。このままフェードアウトしようなんてずるいよ。そんな風に、いちSMAPファンとして思っています」と思いを打ち明けていた。