Infoseek 楽天

井口資仁氏 佐々木朗希“2試合連続完全試合”目前で交代「監督として見たかったが…」心境打ち明ける

スポニチアネックス 2025年1月22日 21時11分

 井口資仁氏(50)が22日放送のNHK「クローズアップ現代」(後7・30)に生出演。ドジャースとマイナー契約した佐々木朗希投手(23)について語った。

 ロッテ監督時代に入団1年目から3年間指導した井口氏。佐々木のドジャース入りに「自分を一番成長させてくれる、魅力ある球団というのがやはりドジャースだったんだと思います」とうなずいた。

 「入団1年目から、目標設定にサイ・ヤング賞って書いてありました」と佐々木の大リーグへの思いも証言。今回の密着取材ではケガとの戦いが大リーグ挑戦を後押ししたことも明かされた。160キロ超のスピードを誇る佐々木のケガとの戦いにも触れ、「やはり速いスピードを投げるということは肩、ひじ、かなり負担はかかりますし、普通の投手より2、3倍、ケガのリスクというのは高いと思う」と語った。

 22年には佐々木の2試合連続の完全試合を目前にしながら、8回で交代を命じた井口氏。「私自身も監督として2試合連続完全試合というのは見たかったですけど、やはり朗希のこれから先のこと、1試合目でかなり疲労も蓄積していましたので、そのあとを考えても交代となりましたし、あの交代で高校の時の監督の思いというのが自分自身も分かったような気もしますよね」。佐々木が大船渡3年夏、甲子園にあと1勝と迫った岩手大会決勝で登板を回避。切符を逃し、采配に賛否が寄せられた当時の監督の心境に思いを寄せていた。

この記事の関連ニュース