井口資仁氏（50）が22日放送のNHK「クローズアップ現代」（後7・30）に生出演。ドジャースとマイナー契約した佐々木朗希投手（23）にエールを送った。
番組内では佐々木のマイナー契約と、昨年入団した山本由伸投手の契約金などを比較。大リーグ挑戦にはさまざまな懸念点が挙げられており、井口氏は「メジャーに毎年スーパースターが流出してしまうということもありますが、選手に夢をあきらめろというのもなかなか酷な話。MLBとNPBがしっかりと話し合って、ルール作りしてほしいなと思いますよね」と語った。
NPBの魅力向上も急務。「いずれは日本とメジャーのワールドシリーズというのも、しっかりと企画していった方がいいと思います」と“日米決戦”を心待ちにした。
佐々木にどんな投手になってほしいか聞かれると、「非常に野球に対して貪欲で勉強熱心な選手ですから、やはり自分自身が描いている投手、サイ・ヤング賞目指して頑張ってほしいなと思います」とエールを送った。
チームメートとなる大谷翔平投手、山本由伸投手とのタイトル争いについては、「同じチームには（日本人の）先輩2人もいるので、その先輩2人といい争いができたら良いですね」と笑顔。「ドジャースというチームが強いですから、色んなものを吸収できると思いますので、吸収した力をパワーに変えて、最大限の活躍を期待したいです」とし、「まだまだ過程にいる選手ですから、今年というよりは来年再来年と、この辺に期待していきたいと思います」と将来的なサイ・ヤング賞に期待した。