元NHKアナウンサーでジャーナリスト堀潤氏（47）が22日、TOKYO MX「堀潤 Live Junction」（月～金曜後6・00）に出演。タレント中居正広（52）の女性トラブルに絡むフジテレビの問題を受け、自身が取材した同局社員の声を伝えた。
「昨日、おとといも現場の方とお話しをして。若手の方々で“アウトレイジだ”と言っておられた改革派の皆さん」と話をしたという堀氏。若手社員のコメントとして「組合員も増えて400人ぐらいになりました。ここから声を上げていきます。ただ相手は非常に強大だし、はっきり言うとおっかない。ただ、やります。見ててください」と意欲的に語っていたことを明かした。
23日には社員向け説明会が行われ、嘉納修治会長と港浩一社長が出席。これまでの経緯や今後の方針について説明し、社員からの質疑応答も受ける。
ただ、改革派の社員はこの説明会にも警戒感を示しているという。堀氏は「うまく飲み込まれるだけでガス抜きになってしまってはいけない。改革をやり遂げることをしなきゃいけない」と社員が話していたことを伝えた。
堀氏は「内側で放送、特に報道に携わっているみんなは自分の名前と顔をしっかり出して肉声を届ければ、絶対に返してくれる視聴者の皆さんがいるし、ほかの業界でもこういうみんながいるんだったら内外で変えていこうよという気運は必ず生まれると思うので勇気を持って声を上げてほしい」と呼び掛けていた。