タレント中居正広(52)の女性トラブルを巡っての対応で物議を醸すフジテレビの準キー局、在阪局のカンテレ・大多亮社長(66)が22日午後、大阪市北区の同局で恒例の新年社長会見を行った。
テレビカメラ6台、27社48人の報道陣が集結。大多社長は中居や自身も含めたフジテレビの判断などに対して怒りの表情をにじませた。
大多氏はトレンディードラマを確立した元敏腕プロデューサー。早大卒業後の81年にフジテレビに入社。報道記者を経て、「東京ラブストーリー」(91年)、「101回目のプロポーズ」(91年)、「愛という名のもとに」(92年)、「ひとつ屋根の下」(93年)などメガヒットドラマを次々と生み出したことで知られる。
同局のドラマ制作の顔的な存在として活躍し、執行役員や常務を歴任。2022年の役員人事で専務取締役に昇格し、編成担当役員を務めた。24年6月に関西テレビ代表取締役社長に就任した。