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ヤクルト・石川 挑戦の一年 45歳200勝へ残り14「楽しみたい」

スポニチアネックス 2025年1月23日 5時32分

 ヤクルト・石川が22日に45歳の誕生日を迎えた。残り14勝としている通算200勝の達成だけでなく、数々の記録に挑む24年目のシーズンに向け「挑戦」という個人的なスローガンを掲げ「自分に限界をつくらず、道しるべになってくれた先輩方に一歩でも近づきたい」と決意をにじませた。

 今季も白星を挙げれば24年連続勝利となり、工藤公康、山本昌、三浦大輔の23年連続を抜いてプロ野球新記録を樹立する。開幕投手の最年長記録は大野豊(98年)の42歳7カ月で、石川も「目指さないといけない」と狙う。完封勝利か完投勝利を挙げれば、10年に山本昌が記録した45歳0カ月を抜いて球界最年長記録を更新する。

 さらに、投手で24年連続安打となれば三浦大輔に並ぶ最長記録となる。過去に新人から24年連続で安打を放った投手はおらず、野手を含めても谷繁元信(27年)に次ぐ単独2位に。「ホームランを打ちたいね」とバットでも快挙達成を狙う。

 「この年齢までユニホームを着ることができるとは思っていなかったので感謝しかない」と言うベテラン左腕は、2月のキャンプは1軍スタートが決まった。おなかをつまみながら「最近、肉がとれないんだよ」と笑いつつ「200勝に挑戦できるのはユニホームを着させてもらっているから。経験を生かすも殺すも自分次第。楽しみたい」と力を込めた。(重光 晋太郎)

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