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【佐々木朗希と一問一答(1)】大谷、由伸在籍も「日本人が在籍しているかどうかは重要視していませんでした」

スポニチアネックス 2025年1月23日 9時36分

 ロッテからポスティングシステムを利用してドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手(23)が22日(日本時間23日)、ドジャースタジアムで入団会見を行った。

 昨年11月17日のロッテのファン感謝イベント以来となった佐々木。「今回の交渉では日本人が在籍しているかどうかは決断の上で重要視していませんでした」とし、その上で「ただ大谷選手も山本選手も素晴らしい選手。それ以外にも素晴らし選手がたくさんいるので、一緒にプレーできるかもしれない楽しみがありますが、まずはそのステージに立てるように頑張ります」とマイナー契約からスタートとなるため、メジャー昇格が当面の目標とした。

 入団会見での佐々木朗希のあいさつ、一問一答は以下の通り。

――冒頭自らあいさつ。

 「ロサンゼルスの街が大変な時にこのようにたくさんの皆さんがお集まりいただきありがとうございます。今日こうしてドジャースのユニホームに袖を通してみて、改めてゼロからスタートするんだと身が引き締まる思いです。今回の移籍に際し、自分のような実績のない選手に対してたくさんの球団から熱心に声を掛けていただきました。自分のために時間を割いて頂いた多くの球団関係者の皆様に心から感謝しています。自分が選手として一番成長できる場所を純粋に選ぶことができました。一生に一度のこの機会に楽しみと寂しさを込めてこの1か月間を過ごしました。この球団にもそれぞれ魅力を感じたので、その中から一つだけを選ぶというのは非常に難しい決断でした。色々な意見があるのは重々承知しています。ただ、ここに来る決めた以上、今は自分が下した決断をがベストだと信じて自分の定めた目標を信じて自分の可能性を信じてくれる人たちの為に前向きに進めていきたいと思います。私も実際苦しい思いをしましたけど、自分の目標を見失わないこと、前を向き続けること、それだけは忘れないようにしてきました。ロサンゼルスの街も今このような辛い状況ですが、今日から自分もドジャースの一員としてロサンゼルスの皆様と一緒に前を向いて頑張っていけたらと思っています。最後になりますが、自分の挑戦を応援してくださった千葉ロッテマリーンズ関係者の皆様、5年間応援してくださったファンの皆様に本当に感謝しています。さらに今回の移籍にあたり、このことを最優先に考えて交渉してくれた代理人のジョエル(ウルフ)さんをはじめワッサーマンの皆様、これまでも人生で支えてくださった皆様、そしてどんな時もそばで支えてくれた家族に感謝を伝えたいです。ありがとうございました」

――ドジャースを選んだ理由は?

 「どの球団もそれぞれ魅力があったんですけど、いろいろな話をした上で総合的にドジャースが一番良かったという判断です」

――各球団に課した宿題の意味は?

 「契約の条件にあまり差がないので限られた時間のなかでより具体的にチームの考えを理解したかったからです」

――ドジャースとの交渉で最も大きかったものは?

 「一番はフロントの安定感かなと思っています」

――ドジャース決断後、山本由伸と大谷翔平にどんな言葉を伝えた?

 「メッセージで連絡いただいたんですけど、自分から“ドジャースでお世話になります”と伝えて、それぞれ“ようこそ”みたいな形で連絡をいただきました」

――MLBで何が一番大きな挑戦となるか。

 「全てのことが初めての経験になりますし、NPBと違ったことが多いと思うんですけど、その前にマイナー契約からのスタートなので厳しい競争を勝ち上がってメジャー契約を勝ち取れるように。まずはそこからと思っています」

――どれだけ山本と大谷が決断に影響を与えたか?

 「今回の交渉では日本人が在籍しているかどうかは決断する上で重要視していませんでした。ただ、大谷選手も山本選手も素晴らしい選手ですし、それ以外にも素晴らしい選手がたくさんいますし、その人たちとプレーできるかもしれないという楽しみな気持ちがあります。まずはそのステージに立てるように頑張りたいと思います」

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