弁護士でタレントの三輪記子氏（48）が23日、コメンテーターを務める日本テレビ「DayDay.」（月～金曜前9・00）に生出演。タレントの中居正広（52）の女性トラブルを受け、22日に行われたカンテレ・大多亮社長（66）の会見にコメントした。
番組では「元フジテレビ専務が会見」として22日に行われたカンテレ・大多社長の会見の模様などをこの日のフォーカスニュースとして約23分間にわたって取り上げた。会見はテレビカメラ6台、27社48人が詰めかけた希望全メディアに開放されたもので2時間10分に及んだものだった。会見で大多社長が「非常に重い案件」などと当時について語る様子や「語られたのは女性へのケアと中居氏に対する怒り」などと伝えた。
また、今日（23日）にフジテレビを傘下に持つフジ・メディア・ホールディングス（HD）が臨時の取締役会を開くことなども報じた。さらに中居について、これまでのテレビ・ラジオのレギュラー番組6本はきのうですべて消滅。フジテレビのスポンサー離れが加速し、これまでにCMの差し替えを決めた企業は約75社となっているとした。
三輪氏は「“詳しいことは聞いていない”にもかかわらず、“重い案件だと思った”とか、“衝撃を受けた”とか、評価ばっかり出てくる。事実、詳しい被害の実態を聞きたいのではなくて、経営陣として正しい判断を、どの時期に、何をしたかということを聞きたい。聞かれているのにも関わらず、ご自身の主観的なことばかり話されていても、説得力を持たないんですよね」とバッサリ。
会見が希望全メディアに開放されたことには「オープンにすればいいと思いますよ、しないよりは。だけど、オープンにしたうえで、自分に何が求められているのかということを本当に分かっているのかな、っていう記者会見だと私は思いましたね」と切り捨てた。