女性トラブル騒動の渦中にあるタレントの中居正広(52)が23日、芸能界引退を自身のファンクラブサイトで発表した。これまで携わった関係各所との契約解除等に関する会談がすべて終了したため。「今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります」とした。
中居を巡っては昨年12月末に女性との間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚。騒動となり、各局がレギュラー番組の終了や休止を発表。22日にフジテレビの「だれかtoなかい」(日曜後9・00)の終了が発表されたことで、騒動前に6本あったテレビとラジオのレギュラー番組が消滅した。
中居は「全責任は私個人にあります」とし、「これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません。そして、改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます」と謝罪。「関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございません」と記した。
中居は1987年に旧ジャニーズ事務所に入所。88年にSMAPを結成し、91年にCDデビューした。アイドル氷河期と言われた時代に、バラエティー番組で活路を見いだし、人気を集めた。01年に日本人アーティスト初の5大ドームツアーを開催。03年にリリースしたシングル「世界に一つだけの花」は同年だけで200万枚以上の大ヒット。16年のグループ解散まで、国民的グループのリーダーとして活躍した。その後、20年に旧ジャニーズ事務所を退所した。
以下は中居のコメント全文。
私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。
なお、会社であります【(株のんびりなかい】につきましては、残りの様々な手続き、業務が終わり次第、廃業することと致します。
ご報告にあたりましては、私がこれまでに携わらせて頂きましたテレビ各局、ラジオ、スポンサーの皆さまとの、打ち切り・降板・中止・契約解除等に関する会談がすべて終了し、本日となった次第でございます。
これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。
全責任は私個人にあります。これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません。そして、改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます。関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございませんでした。
ヅラの皆さん
一度でも、
会いたかった
会えなかった
会わなきゃだめだった
こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。
さようなら…。
2025年1月23日
中居正広