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清水章弘氏「中居さんの問題とフジテレビの問題は本当はきちんと2つに分けて考えなければいけない」

スポニチアネックス 2025年1月23日 13時36分

 教育アドバイザーの清水章弘氏が23日、TBS「ひるおび」(月~金曜前10・25)に出演。女性トラブル騒動の渦中にあるタレントの中居正広(52)が同日、芸能界引退を自身のファンクラブサイトで発表したことに言及した。

 番組では、正午過ぎに中居の引退表明を速報で伝え、清水氏は「中居さんの問題とフジテレビの問題は本当はきちんと2つに分けて考えなければいけない。フジテレビの話で言えば、中居さんの問題を知っていながら番組を継続し続けたわけですよね。それは事実としてあるわけで、その番組を継続すると決めた意思決定のプロセスですよね」と指摘。

 そして、「どうしてその情報が入ったか、それは被害者の女性に話を聞く、中居さんにも同じくらいの詳細な話を聞いていたのか、中居さんに調査を入れていたのか、どういう会議が行われて、どの時点でどの情報を知って、その結果、番組を継続するという意思決定をしたという、その意思決定のプロセスだけは本当に明らかにしないと」と言い、「中居さんの今回の引退の話は物凄いインパクトある話だと思って、ファンの方とか本当にかわいそう、気の毒だと思うんですけれども、それと分けてフジテレビの問題を究明していかないと、芸能界、テレビ業界の体質の改善につながらないと思います」と自身の見解を述べた。

 中居は23日、自身のファンクラブサイトで芸能界引退を発表した。これまで携わった関係各所との契約解除等に関する会談がすべて終了したため。「今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります」とした。

 中居を巡っては昨年12月末に女性との間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚。騒動となり、各局がレギュラー番組の終了や休止を発表。22日にフジテレビの「だれかtoなかい」(日曜後9・00)の終了が発表されたことで、騒動前に6本あったテレビとラジオのレギュラー番組が消滅した。

 中居は「全責任は私個人にあります」とし、「これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません。そして、改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます」と謝罪。「関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございません」と記した。

 スポニチ本紙の取材では、トラブルは23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万円の示談金を支払って解決している。当時女性は中居の仕事先である会社に勤務していた。

 中居は9日にトラブルについて初めてコメントを発表し、トラブルを事実と認めて謝罪。「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と報告していた。

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