女性トラブルの渦中にあるタレントの中居正広(52)が23日、引退を発表した。俳優の要潤(43)が自身のX(旧ツイッター)を更新、国民的スターの突然の幕引きを惜しんだ。
要は、中居の名前は示さず「辞めないで欲しかった。個人的に仕事よりプライベートでのお付き合いが多かった」と投稿。「仕事の時よりプライベートの時の方がより人格者でスターとしての存在感は強かった。僕の目にはそう映っていました」と打ち明けた。
そして「辞めても何も解決しないし、法に委ねて決裁が下って罪を償っても社会の同調圧力によって社会的地位から抹殺されるのであれば法律は何のためにあるのだろうか。加害者も被害者も救済を受けられる社会になって欲しいと思う」とつづった。
その後、要は再びXを更新し、自身の投稿が予想以上の反響を呼んでいることに対して謝罪し、当該投稿の削除を宣言。「つい、感情だけで突っ走ってしまいました。すいません」と記した。
中居は23日、自身のファンクラブサイトで芸能界引退を発表。これまで携わった関係各所との契約解除等に関する会談がすべて終了したためとし、「今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります」とした。
中居を巡っては昨年12月末に女性との間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚。騒動となり、各局がレギュラー番組の終了や休止を発表。22日にフジテレビの「だれかtoなかい」(日曜後9・00)の終了が発表されたことで、騒動前に6本あったテレビとラジオのレギュラー番組が消滅した。
中居は「全責任は私個人にあります」とし、「これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません。そして、改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます」と謝罪。「関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございません」と記した。