楽天・島内が仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限を大幅に超える7500万円ダウンの年俸4500万円で更改した。(金額は推定)
プロ13年目の昨季はわずか40試合の出場で打率・214、12打点、本塁打ゼロ。5月27日に出場選手登録抹消後は1軍に再昇格することなくシーズンを終えた。大幅ダウンにも「そう(大幅な減俸)だろうなと思っていた。戦力外だと思っていたので」と納得の表情。昨季はアキレス腱をはじめ体の不調が相次ぎ「苦しく、うまくいなかいことが多かった」と振り返る。
このオフは昨年の反省から体幹を中心にトレーニング。沖縄での自主トレでは母校の星稜(石川)と明大の同級生らに練習を手伝ってもらい「彼らに凄いパワーをもらった。この一年、こいつらのために頑張りたい」と思いを新たにした。
色紙には、今季の目標「ラスト!!」と書き込んだ。「(今年が)最後だと思ってやるので、最後くらいは野球を楽しんで、いい形で終わりたい」。キャンプイン直後の2月2日に35歳となるベテランは覚悟を決めてプロ14年目に臨む。