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大和田伸也 “おやじ狩り”にあった過去明かす 路上たばこの未成年に注意し「メガネは壊れるわ、血が…」

スポニチアネックス 2025年1月23日 14時53分

 俳優の大和田伸也(77)が23日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)に生出演。かつて“おやじ狩り”に遭った過去を振り返る場面があった。

 「今でも若者に注意してるっぽい」とのイメージを振られると、大和田は「△」の札を掲げ、「以前はそうしてました、必ず」と明言した。

 MCの「ハライチ」澤部佑が「以前、オヤジ狩りって」と明かすと、大和田は「3回ぐらいね、20何年前だけど」と被害に遭ったことがあると明かした。

 1度目は、映画館に途中から入ってきた若いカップルが話をしだして周囲が迷惑そうにしていたため「俺が言わなきゃいけない」と注意をした時のことだという。紳士的に「悪いけど、少し静かにしてくれる?」と伝えたが、男性が「おい、前の親父何か言ってるぞ!」と怒りだし、大和田は「そのうちにね、下駄でゴーンって(殴られた)」と振り返った。

 男性はさらに椅子から乗り出して近づこうとしたために「物凄く怖くて」も周囲は沈黙。大和田は「逃げた」と席を離れて別の席にしばらくひそんだのち、映画館から立ち去ったとした。

 2度目は名古屋のホテルから舞台の会場へ歩いて行く際、子供たちの列に自転車で乱暴な運転をする高校生が割って入り邪魔をしたため、「何してるんだ!」と注意したという。すると、高校生は「なんだこの野郎!このクソ親父!」と自転車を持ち上げて投げつけて来たそうで、その時も「逃げた」とした。

 3度目は路上でたばこを吸っていた若者を見つけた時だった。大和田は「未成年だからまずいなと思って。どうしようかなとチラチラと見てたんだけど」としたものの、「あのさあ、いろんな人が歩いている所だから、危ないから、ここでは吸わない方がいいんじゃないか」と優しく注意したという。

 すると「5人がバッと立ち上がったんだ。デカい、それでガーンと来たのよ。やられて眼鏡は壊れるわ、血が出るわで」と頬にあざができるなど殴られてひどい状態に。周囲を見渡したが、大人たちは知らん顔をしていたため、再び「悔しいと思って、バーッと逃げた」と回顧した。

 そうしてテレビ局にたどり着くと、その日仕事があったため「メークさんに話して。すぐ本番だから(顔のあざを)直してもらわないといけないから。話したんだ、スタッフに」と大和田。「それがニュースになって」とその後ワイドショーのインタビューなども受けることになり、傷跡は今も少し残っているとした。

 その後は若者に注意することはあるのかと問われると、「うずくんだけど、心は。だけど今は若者たちもいい若者多いんですよ。むしろ大人ですよ」と話し、注意する時は「なるべくね、友達になって、世間話をして」そっと話すと打ち明けた。それでもキレられたらと問われると、黙って両手を挙げてみせた。

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