企業の危機管理に詳しい桜美林大学の西山守准教授が23日、日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演し、芸能界引退を表明した中居正広にとって、大きな痛手になったのが今月9日に発表した声明文の内容だったと話した。
司会を務めるフリーアナウンサーの宮根誠司が「芸能活動は支障なく続けられるとおっしゃていたのですが」と先日のコメントを再度拾い上げると、西山氏は「9日に出した文章がもっといいものであれば、こうはならなかった」と話した。
世間的にも数々の疑問の声が上がったのは“芸能活動継続宣言”とも取れるようなコメント。西山氏は「事実が明らかになるまで調査に協力をするなど保留するような言い方もできたのではないか。言い方は悪いが墓穴を掘ったという部分もあると思う」と、中居側の対応のまずさを指摘した。
今後について、中居は第三者委員会などの調査に協力する旨を明らかにしているが、西山氏は「引退をすることでフジテレビとの関係性がなくなってしまう。状況にとってはまったく逆になってしまう可能性もあるので、フジと中居さんとの関係がいまどうなっているのか、ということについては少し気になる」と話していた。