箱根駅伝で2年連続8度目の総合優勝を果たした青学大の選手スタッフが23日、都内の青山キャンパスで優勝報告会を行った。9区2位の快走で、優勝への流れをつないだ主将の田中悠登(4年)は「こういったイベントに参加すると優勝した気持ちになる」と実感を込めた。
卒業後は地元の福井放送にアナウンサーとして入社する。「春からはまたゼロからのスタート。まずはアナウンス技術、社会人として基本的なことを徹底することが次のステージで頑張る上で大事になる」と語った。
例年、原晋監督から贈られる恒例の卒業旅行の行き先は米・グアムに決まった。3月末に3泊4日の旅程。「野村が飛行機が苦手でハワイはちょっと遠いので、まだ近場のグアムかなとなった」と経緯を明かした田中は「スカイダイビングとかしてみたいです」と笑顔で語った。
原晋監督は「円安なのにね。国内にいっぱい良いところあるのに。ハンバーガー1つでも1000~2000円かかるわけだから」とジョーク交じりに語りつつも「のんびり同期で最後の学生生活を楽しんでくれたら」と話した。