元ニッポン放送で、フリーアナウンサーの垣花正(53)が23日、番組MCを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演。芸能界引退を表明したタレント・中居正広(52)について言及した。
中居は23日、自身のファンクラブサイトで芸能界引退を発表。これまで携わった関係各所との契約解除等に関する会談がすべて終了したためとし、「今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります」とした。
木曜コメンテーターを務める新潮社執行役員の中瀬ゆかり氏は「やっぱり引退という文字が出ると、なんかモヤモヤしたものが残ったんですよね。示談金についても“9000万も貰ってません”って女性側が話した記事も出てるじゃないですか。じゃあ9000万って何だったんだ?って揺らぎ始めていて。守秘義務の壁で何が本当に起こったのか分からないまま引退ってことで、モヤモヤだけが残る」と今回の引退に対する印象を述べた。
垣花は「中瀬さんもおっしゃるように、真実が分からないまま噂が独り歩きしている中での引退ということに対する気持ち悪さはあるから、これはなんだろう。言える範囲はもちろん限定的なのかもしれないけど、ファンが多いだけに、何かしらの形である程度本人の口からは聞きたかったなというのはありますよね」と厳しい表情でコメント。
昨年3月からマスコミ志望の学生向けの就活ゼミ「垣花アナウンススクール」を開講していることについても触れられると「露骨にやっぱね、今回の件は不安がってます」と学生の様子を明かした。
また「“本当にテレビ局というのはそういう世界があるんでしょうか”っていう質問もされました」とも話し、「いや、僕は自分の知ってる範囲ではないと。ましてやこういう情報というのは、何が本当で何がうそか分からないから、しっかりと自分の中で情報は精査するようにとは言いながら。やっぱりこの業界に幻滅してほしくないので、そう生徒には伝えるようにしています」とうなずいていた。