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フジ副会長「まつもとtoなかい」終了「チャンスあったな」 中居の単発番組への起用は「この事件…」

スポニチアネックス 2025年1月23日 19時54分

 日本民間放送連盟(民放連、遠藤龍之介会長)は23日、都内で定例会見を開催。会見後にはフジテレビの副会長として、タレント中居正広(52)との女性トラブルを会社側が把握しても、番組起用を続けていたことについて言及した。

 中居を巡っては昨年12月末に女性との間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚。騒動となり、各局がレギュラー番組の終了や休止を発表。22日にフジテレビの「だれかtoなかい」(日曜後9・00)の終了が発表されたことで、騒動前に6本あったテレビとラジオのレギュラー番組が消滅した。

 23年6月初旬のトラブル発生直後、同局が事態を把握しながらも「まつもtoなかい(だれかtoなかい)」の司会として中居を起用し続けたことを疑問視する声に関して遠藤氏は、松本人志氏の問題発覚後の「まつもとtoなかい」終了時に「そういう(番組終了の)チャンスがあったな」としながら、番組継続を選択した経緯に関しては「私も分かっておりません。申し訳ありません」と明言避けた。

 単発番組への起用に関しては「中居さんを普通に起用しようとしている中で、“中居さんをキャスティングしない方が良いんじゃないか”というのは、この事件のことを明かしてはいけないという思いがあったからでは」と自身の見解を述べた。

 「だれか…」は中居と親交の深い「ダウンタウン」松本人志と共同司会で2020年11月に特番「まつもtoなかい」として誕生。23年4月からレギュラー番組となったが、松本が芸能活動を休止したため、昨年2月から「だれかtoなかい」にタイトルを変更して続行した。

 中居はこの日に芸能界引退を発表。「全責任は私個人にあります」とし、「これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません。そして、改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます」と謝罪した。「関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございません」と記した。

 遠藤氏は、フジテレビの元社長。現在は同局の副会長を務めている。

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