ソフトバンクCBOの城島健司氏（48）が21日放送のテレビ西日本「和田毅×城島健司 18・44 未来へのバッテリー」に出演。24年限りでユニホームを脱いだ和田毅氏（43）へ引退発表前に伝えていた言葉について明かした。
2人はダイエー、ソフトバンクだけでなく、04年アテネ五輪でもバッテリーを組んだ名コンビの史上初のテレビ対談が実現した。
対談冒頭に城島氏は「毅は思い入れがある選手」と口にした上で昨季終盤のあるエピソードを明かした。
和田氏が引退発表する1カ月前。いろんな人がいる前で城島氏が「お前、やめられるのはいつでもやめられるんだぞ」と和田氏に伝えた時があったという。
この出来事について城島氏は「引退を知ってたらデリカシー無さすぎだろ」と笑った。そして「毅から“やめます”という連絡があった際に、あの時に“俺はやめてほしくない”という気持ちを伝えておいて良かったと思った。あの時に言わないで毅の電話を受けてたら“あの時に言っておけばよかった…言っておけばやめなかったかもしれない”と思うよりは俺は言ってよかったと思う」と説明した。
そして「やめられるのはいつでもやめられるんだぞ」という言葉に込められた意味について明かした。「1日でも長くやってほしいと思ってた。身体が元気なら来年もソフトバンクの戦力としてやってもらわないといけない投手の1人の評価を見てたから寂しいね」と真相を語った。